こんにちは。
もう4~5年前になると思いますが、初めてレイキヒーリングを受けたときのことを思い出しました。
ヒーリングはとても気持ちよくリラックスできて、眠ってしまうほどでした。
風樹のホームページにも書きましたが、家に帰ってからとにかく身体も心も軽くなってすごくいいヒーリングでした。でもそれとは違う部分で違和感があったのです。
ヒーラーはお客様のエネルギーから心や身体の状態をリーディングします。
表情や雰囲気、お話の内容など表に出ている事から、見えない部分までいろんなものを材料に感じ取ります。
リーディングしたことはご相談内容に関係していてヒーリングをする上で必要だと思えることや、お客様自身がお聞きになりたいとご希望になったときにお話しています。
私がヒーリングを受けたときに感じた違和感は全く関係のないことをリーディングをされた事についてでした。
ヒーリングを受け初めて2回目くらいだった時の事でした。
簡単にカウンセリングをして、ヒーリングに入るまえに「お手洗いにいきませんか?」と聞かれました。
「大丈夫です」
特に行きたいと思っていなかったわたしはそう応えました。
「でもトイレいきたいでしょ?」
「いいえ、大丈夫です」と続きます。
何度かこんなやり取りを繰り返しました。
なんだか変だなと思った私は、
「もしかして、私の身体がそういっているんですか?」とたずねました。
「そうですよ」「トイレに行きたいはずです」「遠慮しないで行って来てください」
とおっしゃるのです。
そこまでおしゃるのならと行きましたが、「???別に行きたくないのに」と思っていました。
その時は問題意識を持っていなかったのですが、今思うと、こういったことは余計なお世話です。
この時のヒーラーは、自分のリーディング能力を示すためにこういったやり取りをしたのです。
以前の私なら、トイレ行きたいかどうかもわかっちゃうんだ、すごいな~とか思っちゃったでしょう。
でも今はリーディングしたことを話すときは相手の気持ちを考えます。
話した事で相手がどんな気持ちになるかを想像するのです。
問題の解決に必要ならありのままをお伝えすることは必要ですが、ヒーリングとは関係ない部分ならヒーラーの自己満足です。
自分は人とは違う能力がある特別な存在だとの思いは大きな勘違いです。
お客様には気持ちよくカウンセリングやヒーリングを受けたいただきたいと心から思っています。
レイキヒーリングを受けてくださっている間は全てお客様のための時間です。
あの時感じた違和感はレイキを学んだ今なら「あ~そういうことか」とわかります。
そういったことを改めて感じました。

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